性格を変える?!不安を和らげる?!腸内フローラを整える習慣

私たちの腸の中に住み着く細菌たちが、実は気分や性格にまで影響していることが近年の研究からわかってきました。

 

 ・最近、気分が落ち込みやすい

 ・ストレスを抱えている

 ・もっと積極的な性格でいたい

 ・イライラを抑えたい

 

こんな悩みに、腸内細菌の力が役立つかもしれません。

なぜ腸内細菌?と思われたのではないでしょうか?

 

実は、腸内細菌と脳の間には密接な関係があるようです。

 

腸内フローラ(腸内細菌叢)とは

わたしたちの腸の中は100兆個以上の細菌が住み着いています。

 

この腸内細菌は私たちの食べたものを栄養源として生きています。この腸内細菌の生態系のことを「腸内フローラ」といいます。

 

近年の研究により、腸内フローラは、免疫、炎症、栄養の吸収などに作用し、さまざまな病気や気分や認知力にまで関わることがわかってきました

 

脳と腸はつながっている!?

 

意外かもしれませんが、腸は人体の中で脳に次いで2番目に神経細胞が集まっている器官なのです。

腸管の周りを神経細胞が覆い、ネットワークを形成しています。これを腸管神経系と呼びます。

 

なぜ、腸には神経細胞が多いのか?

その答えは生物の進化の過程にあるようです。

 

かつて、地球上に脊椎動物が現れる前、まだ脳を持たないクラゲのような生き物だったころ。食べたものが食べられるものかどうかの判断を腸が担っていたと考えられています。

 

その後、脳は進化の過程の中で腸から分かれて発達し、全身を制御するようになったといわれています。

 

そして、腸と脳は「迷走神経」と呼ばれる自律神経でつながり、連絡を取り合っています

 

この、腸と脳のつながりは「腸脳相関」とも言われています。

 

プレッシャーや不安を感じたときに、お腹やゆるくなる・・・・

こんな現象も脳と腸がつながっているから起きるんですね!

 

腸内細菌が腸から脳を刺激する?!

 

さらに近年の研究で、腸内細菌がセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質を作ることがわかってきました。

 

これはどういうことを意味するのでしょうか?

 

セロトニンやドーパミンは脳内で作られる神経伝達物質として見いだされてきたものです。腸内細菌が作ったこれらの神経伝達物質も、迷走神経を介して脳に伝わります。

 

つまり、腸からの刺激が気分や感情に影響している可能性があるです。

 

ストレス耐性や性格まで変えてしまう?!

 

腸内細菌はあなたの性格まで変えてしまうかもしれません。

 

海外の研究グループにより、腸内細菌を持たないマウスはストレスホルモンのコルチゾール値が高く、人間の不安障害にみられるような変化が起きることが報告されています。

 

また、活動的な性格のマウスの腸内細菌をおとなしい性格のマウスの腸内に移植したところ、おとなしいマウスが活動的になったという研究報告もあります。

これは、腸内細菌の多様性(腸内フローラ)がストレスに対する反応や性格にまでも影響している可能性をしめしています。

 

通常、胎児が母親のおなかの中にいるときは、腸内細菌はいません。

外の世界と接触する(最初は母親の産道)なかで、腸内細菌が腸に住み着きます。

 

生活している環境や習慣から、腸内環境も影響をうけ、それが心の活動にも影響しているかもしれないなんて、驚きです!

 

この他、自閉症と腸内フローラの関係性も研究が進んでおり、今後さらに心や脳との関係が解明されてくることでしょう。

 

腸内細菌は脳を守る

 

これまで、腸内細菌は迷走神経を介して直接脳に刺激を与えていることをみてきました。

 

この他に、腸内細菌は、腸のバリア機能に関わり、脳を炎症から守ってくれているとも考えられています。

 

うつ病を発症している患者の体内では、炎症を誘発している物質であるLPS(細菌の細胞成分)の数値が高くなっていることが報告されています

 

炎症とは、免疫細胞が傷ついた細胞を取り除く反応で、防御にとって必要な反応です。ですが、過剰になると臓器障害を引き起こすものです。

近年では、がんなどの疾患は慢性的な炎症(慢性炎症)が原因であるとの考え方注目されています。

 

腸内細菌は私たちの食べた物を食べ「短鎖脂肪酸」という物質をつくりだします。短鎖脂肪酸は腸管の細胞のエネルギー源となっています。

腸内細菌のバランスが崩れて、「短鎖脂肪酸」が減ると腸のバリア機能が低下し、LPSが血中に流れ込んでしまいます。これが炎症を引き起こします。

 

うつ病などの心と脳の疾患も、このような炎症のために起きているものと考えられています。腸内フローラが適切な状態にあるように食生活や習慣を整えていることが、炎症から脳を守ることにつながりそうです

 

では、どういった腸内フローラのバランスが適切なのか・・・。これは一概にはいえないところです。なぜなら、腸内フローラは指紋のように個々で異なっているのです。

 

ここが、腸内フローラの面白いところです。

 

腸内フローラを整えるプロバイオティクス

 

プロバイオティクスとは、「腸内細菌叢のバランスを改善する生きた微生物を含む食品」とされています。プロバイオティクスの中には、腸管免疫系を発達させバリアー機能の維持に役立つものもあります。プロバイオティクスの働きのあるものには、ラクトバチルス属、ビフィズス属に属する菌が知られています。

 

ヨーグルトや発酵食品にはこれらの菌が含まれています。

ただし、ヨーグルトの菌は体内には住み着きません。けれども、腸の中にいる間(便となって排泄されるまで)は腸内フローラの一員としてはたらき、バランスを整えてくれるものです。

 

これらのプロバイオティクスを上手に生活に取り入れることで、腸から脳と心を整えることにつながるかもしれません。

 

近年は「トクホ(特定保健用食品)のヨーグルトも増えてきました。

トクホは科学的なデータがとられ、国の許可を得られた健康保健用食品です。

これらの中から、気になる効果のありそうなものを選ぶことがよさそうです。

 

ポリフェノールも腸内細菌を増やす

 

植物に含まれるポリフェノールにはビフィズス菌などの乳酸菌を増やす作用があることがわかっています。このように、腸内環境を整える微生物(菌)を増やしたりする食物質を「プレバイオティクス」といいます。

 

玄米など、精製されていない穀物には、整腸作用があります。玄米には食物繊維やポリフェノールが豊富です。

 プロバイオティクスに加え、プレバイオティクスをぜひ食生活に取り入れていただきたいです。

 

まだまだこれからの研究に期待したい腸内フローラ

 

今回は、脳と腸の関係と腸内フローラにフォーカスしました。

 

腸内フローラには糖尿病などの慢性病、ダイエット、アンチエイジングなど幅広く効果が研究されています。

 

ダイエットに関する研究で見いだされた「エクオール」はすでにサプリメントとして販売されています。まだまだこれからの腸内フローラ研究から目がはなせません。

 

 <リファレンス>

・やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実(NHKスペシャル取材班著)

・腸の力であなたは変わる(デイビットパールマター著)

・食品の科学(上野川修一・田之倉優 編)

ちなみに私たちの製品は・・・

ビジネスエイド フェルラ酸&ビタミンC
↑製品の紹介ページ

 私たちの製品「ビジネスエイド」もポリフェノールを含んでいます。

たくさんの機能、役割を持つポリフェノールのチカラに着目し、開発しました。

 

ビジネスエイドは米ぬかのポリフェノール、フェルラ酸のサプリメント。

フェルラ酸は脳細胞を保護する効果が報告されている期待のファイトケミカルです。

ストレスフルに働く人がスッキリと、爽快な毎日をサポートします。

 

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