ストレスに負けない!働く人のためのブレインフード的生活

こんにちは。ここ最近、働く人の「メンタル・ストレス」のケアが注目されています。

精神的な疾患に罹ってしまうビジネスパーソンが毎年増えており、企業にとってもいかにして社員のメンタルとストレスのケアは重要な課題となっています。

 

そんなストレスフルな現代のビジネスパーソンが、毎日の生活に取り入れやすい「ブレインフード的生活」を紹介したいと思います。

 

ブレインフードとは、脳の健康やアンチエイジングに良い作用があると考えられる食べ物や、栄養素のことです。あなたに合ったものを見つけて取り入れてみませんか?

 

 

朝、コーヒーを飲むのは正解!

コーヒーに含まれるカフェインには、脳のニューロンを活性化させ、集中力を高めてくれる効果が期待できます。

 

飲みすぎは、逆に害になるという研究結果もありますが、摂りすぎに注意すれば、脳を元気にしてくれ、その香りによっても朝からよい気持ちで仕事に向かうことができます。

 

カフェイン摂取量については、日本にはガイドラインはありませんが、カナダでは、健康な成人においては、マグカップ3杯程度までとの指標があります。

 

昼食は、焼き魚がおススメ

脳は60%が脂質からできています。この脳のニューロンの構成に重要な役割を果たしているのが、魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸と呼ばれる脂質の仲間のDHAです。

 

オメガ3脂肪酸は、脳の材料となるだけでなく、脳神経の保護とニューロンの新生にも関与しており、記憶と学習やうつ症状の予防に重要だということがわかっています。

 

オメガ3脂肪酸は、サケやサバ、イワシなどの青魚に多く含まれています。

昼食には、焼き魚定食を習慣にしてみてはいかがでしょうか?

 

おやつには、ナッツかチョコレート

ナッツ、とくにクルミ、アーモンドには、脳の栄養素となるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。

 

おやつには、くるみやアーモンドの入ったミックスナッツがおすすめです。

 

おやつをナッツにすることで、糖分も抑えられ、血糖値の乱高下を避けることもでき、呉尾後の疲労感を和らげてくれそうです。

 

食べ過ぎに注意すれば、チョコレートもすばらしいブレインフードです。

近年の研究で、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、ストレス緩和効果があることが報告されています。

 

晩酌のアルコールは適度に

仕事の後の晩酌は欠かせない!という方も多いと思います。

そんな方にちょっとした朗報になるかもしれません。

 

軽くたしなむ程度のアルコールであれば、認知力低下のリスクを減らすだろうとの研究結果が報告されています。アルコールは適量であれば、神経の興奮を抑え、リラックスした気分にさせてくれます。

 

気の合う仲間と飲めば、人とのつながりを感じることで多幸感を得られる「オキシトシン」というホルモンの効果も得られ、ストレスの解消につながるでしょう。

 

ただし、アルコールは飲みすぎると、逆に神経を興奮させ、ストレスと疲労を高めてしまいます。

飲みすぎには注意しましょう。

 

おつまみには豆腐などの大豆製品を

大豆に含まれるレシチンには、脳内で記憶力を高める効果がわかっている「アセチルコリン」を増やすことがわかっています。

 

レシチンは肝臓でコリンという物質に変えられ、アセチルコリンの材料になります。

 

たくさんの情報を扱う現代のビジネスパーソンは、積極的に毎日摂りたい食品が大豆であるといわれています。

 

晩酌のおつまにみ、大豆製品を1品加えてみませんか?

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

ブレインフードの研究はまだ始まったばかりと言えます。

これからの最新の研究に注目しながら、取り入れられるものを取り入れ、自分に合ったものを見つけてみてはいかがでしょうか。

参考

・脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド(CCメディアハウス)

・THE BRAIN BIBLE(ジョン・アーデン著)

・バカはなおせる(久保田 競著)

・明治ホームページhttp://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/relation/stress/